会計・販売管理・生産管理など企業の基幹業務システムが、ERPに代表されるオープンシステムに移行する中、いま“BI”が大きな注目を集めている。「基幹システムがPCベースに移行することでデータ活用の自由度が向上したこと」、「厳しい経済環境下でより迅速な経営意思決定が求められていること」、「パッケージベースのシステムには、極力カスタマイズを加えたくないこと」、などを背景に、企業はさまざまな目的でBIの活用を模索しているのだ。
これらのニーズに対応するため、オービックでは、実績豊富なOBIC7の販売情報システムのデータとBIツールを使った分析テンプレートを提供し、企業のBI活用をサポートしている。
本当の優良顧客を見つけたい(営業マン)、営業利益を拡大する施策を見つけたい(営業部長)、無駄な経費はどこにあるのか(経理部長)、経営の全体状況を俯瞰したい(経営者)、新たな販売施策を考えたい(企画部長)、等々、利用者の立場によりデータ分析の視点や切り口はさまざまだ。
効果的なBI環境を導入するためには、まずは自社のデータ分析ニーズを正確に把握し、必要なデータや項目を使いやすい形で準備しておくことが重要となる。また、使い始めると新たなニーズが必ずといっていいほど出てくるものなので、現時点では顕在化していないニーズにも対応できるよう準備しておきたい。
そのためにオービックでは、自社で必要な分析パターンを検討するためのたたき台となる、BIツールを使った「分析テンプレート」を提供している。オービックのSEは、これにより分析イメージを具現化するとともに、企業のニーズがBIの特性に適しているかどうかも判断し、BIで実現するもの/帳票プログラムで実現するもの、など適切な切り分けを行うことで、失敗しないBI構築をサポートしている。
オービックでは、これまでの分析ニーズに対応してきた経験に基づき、2種のBIツールを推奨している。1つは、導入や操作が簡単な、エヌジェーケー社の「DataNature」。もう1つは、拡張性とより高度な分析を志向する企業向けの、ウイングアークテクノロジーズ社の「Dr.Sum EA」だ。
オービックのSEは、必要とされる分析の内容やデータ量、あるいは使用する方々のITスキル等に応じ、最適なツールを推奨している。また併せて、OBIC7販売情報システムのデータを効率的に蓄積・参照するためのビューの設計を行うことで、性能的にも最善な環境を構築できる。
「使い勝手」と「手軽さ」を重視する企業にお奨め
「特別なスキルなしに高度なクロス分析やドリルダウンによる分析がしたい」というニーズに応えるデータ分析ツール。ボタン画面で簡単に対象の絞り込みや階層設定を行ない、Excel・Web・固定帳票に自由に出力する事で迅速な経営判断を支援します。
「拡張性」と「高度な分析」を重視する企業にお奨め
「自社で作成したデータをユーザのレベルに合わせて公開できるツールが欲しい」というニーズに応えるデータ分析ツール。高速に大量データを集計し、Excel・Webでデータを自由に分析・加工することで、迅速な経営判断を支援します。
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