令和6年度「知財功労賞」特許庁長官表彰を受賞

 オービックは、このたび、経済産業省特許庁が主催する「知財功労賞」の特許庁長官表彰を受賞しました。

 「知財功労賞」は毎年、経済産業省特許庁が、知財制度を有効に活用し、円滑な運営・発展に貢献のあった企業等に対して行っている表彰で、今回当社は、「知的財産権制度活用優良企業」として、特許分野での知財活動が評価されました。


■受賞のポイント

  1. 1提供する情報システムの付加価値を高め、競合差別化につなげるため、20年以上前から積極的にビジネスモデル特許を取得。知財体制は専任4名、兼任190名(全従業員の約1割)で、全社一丸の知財経営を推進。専任4名は全社の知財戦略、特許出願推進等、知財の複数領域を俯瞰的視点で担い、兼任190名は部門横断型の仮想組織(ワーキング)として知財に携わり、各事業部の知財戦略、出願・活用、価値評価を担当。
  2. 2知財部門は、社員の知財関心度を高めるため、毎月全社員向けに知財に関するメールを配信。当月の重点案件紹介をはじめ、他業界への技術展開を提案する内容を含めるなど攻めの発信に努める。顧客の利益向上につながる知財活動を実現するため、特許の価値を評価する独自シートを採用。提案、審査請求等、様々な場面で活用。
  3. 3システムは全て自社開発・直接販売。これにより労働集約型から知識集約型ビジネスへの転換が可能に。社内のノウハウが体系化され、人材育成、サービス品質向上にも貢献。自社の情報システムは特定の業種に限定されないため、常に知財を他業種へ展開することも意識してビジネスを実施。

当社は今後も特許技術の積極的な利活用と社員の継続的なイノベーションの推進により、 より付加価値の高いサービス提供、持続可能な社会への貢献に努めてまいります。