「データはある」。しかし「だれが何を分析すればいいのかわからない」という企業は少なくありません。今回は、「統計学が最強の学問である」の著者・西内氏が、他社に負けないデータ分析の秘訣を伝授しました。
西内 啓 氏
統計家
西内氏はまず、データ分析のためのサイクル「データ」→「分析」→「意思決定」→「現場」を解説しました。
起点となるのは「データ」であり、これを担当者が「分析」します。お客様はよく、この部分の人材不足を課題にしますが、どこの大学にもデータ分析の講座があって、勉強したことのある社員は意外といるものです。「かれらの記憶がフレッシュなうちに鍛えましょう」と西内氏は実践を提言します。
分析結果は「意思決定」者が判断することになりますが、しばしばこの意思決定者がボトルネックになります。特に数字嫌いや数字が苦手なトップには苦労します。その意思決定を工場長など「現場」に落とし込み、実際に効果が出ているかを検証します。
その結果を再度「データ」として捉え、分析するという、サイクルが回ります。「これを何度も回し続けることで、レベルが上がり、大きな利益を得ることができます。止めてはいけません。どのような優秀な分析官がいても、止めてしまっては効果を期待できません」と、西内氏は強調します。
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