Windows Server 2003のサポートが、2015年7月で終了します。サーバーのサポート終了はどのような影響を与え、どのような対策が必要なのでしょうか。多くの企業が移行を検討していますが、単なるサーバー移行で終わらせてよいものでしょうか? これからITの世界はクラウド、ビッグデータ、モビリティー、ソーシャルで形成される第3のプラットフォーム時代へと突入します。入谷氏は、Windows Server 2003のサポート終了は、新たな時代に向けてITインフラを再考する、またとないチャンスであると訴えます。入谷氏に続き、オービックからWindows Server 2012のプレゼンテーションとOBIC7クラウドの紹介がありました。間近に迫った早急な対応が求められるテーマのためか、午前中のセミナーにもかかわらず、多くの方が詰めかけ、熱心にメモを取っていました。
入谷 光浩 氏
IDC Japan株式会社 ソフトウェア&セキュリティ シニアマーケットアナリスト
IDCの調査によると、2014年10月末現在で約30万台、年末でも24万台のWindows Server 2003が稼働中と考えられます。「実際2社に1社はWindows Server 2003が残っています」と入谷氏は解説。
.サポート終了の最大の影響は、「セキュリティー更新プログラムが提供されない」ことであると入谷氏は訴えます。パッチプログラムが提供されないことからシステムの脆弱性が露呈し、不正取引、悪意あるユーザーの侵入や攻撃、データの漏えい/改ざんの危険性が極めて高くなります。「最近でも業界トップクラスの有名企業から数千万件もの顧客データが流出し、大事件として報道されました。こうした社会的信頼失墜のインパクトには計り知れないものがあります」と入谷氏は警告します。
セキュリティーのみならず、老朽化や故障してもサポートが受けられない、システムが復旧できないなどのハードウエアのリスク、さらに問題への対応負担の増加、無駄な運用工数の発生、残業代などによるコストアップなど、運用負担のリスクも増大します。
サーバー移行には以下の3つのステップがあります。
ステップ | 作業内容 |
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棚卸 |
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調査 |
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検討 |
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つづきは…
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