竹内 陽菜
首都圏事業部SEグループリーダー
商社業界担当のSEとして活躍。
システム導入時の運用・操作説明を担当し、
お客様対応力を磨いている。
発信力や行動力のある人が多く改善活動に取り組む姿に刺激を受ける
業種ごとの課題を解決するプロセスに興味があり、就活ではSIerやコンサルなどを中心に見ていました。 そんな中でオービックのトップセミナーに参加し、座談会で社員が学生の質問を深堀りしたり、参加者全員に話を広げたりと自発的にコミュニケーションをとる姿に魅力を感じ、他社と迷うことなく入社を決めました。入社後の研修などを通して配属先を決められる点や、配属後もキャリアの選択肢が幅広い点も、柔軟性があって自分の性格に合っていると感じました。
オービックは発信力や行動力のある人が多いと感じます。課題をそのままにするのではなく、個人で改善点や成功事例を発信したり、組織やプロジェクトチームで仕事のやり方を定期的に見直したりと、皆が意欲的に改善活動に取り組んでいる姿に日々、刺激を受けています。 発信したら周囲が必ず反応してくれる企業文化があるので、その環境を活かして自分も周りに発信できるようになりたいです。
私は大人数を目の前にして話すと緊張してしまう性格ですが、オービックはお客様への操作説明や社内の研修など人前で話す機会が多いので、身近なところから慣れていくことができました。 2年目に新人研修の講師として新人100名程を相手に発信したことは、良いステップになったと思います。
相手の目線に立って話すことの
大切さと
難しさを実感
2年目で大型案件に携わったことは、大きな経験値になりました。 それまでは会計業務単独のシステムを担当していましたが、この案件で初めて会計業務と周辺システムを組み合わせたシステムを担当することになり、当初はどんなプロジェクトになるのかまったく想像がつきませんでした。
最も大変だったのは、様々な部署や立場のお客様に対してシステムの運用ルールや操作方法をご説明することです。 今までの案件よりもシステムの業務範囲が広がったことでシステムの説明が複雑になり、関連部署も経理や営業、総務など複数に及んだので各部署の目線やご要望に沿ってご対応することが求められました。事前に準備した通りにご説明するだけでは上手く進められず、相手によって話し方やアプローチを変えて取り組みました。
たとえば、正確性を重視されるお客様に対して、私が「基本的には~だと思いますが、」というような曖昧な発言をすると、お客様も「こんな若手で本当に大丈夫なのだろうか」と心配になってしまいます。事前の準備不足が曖昧な表現や自信のなさに繋がっていると気づいてからは、打合せ前にお客様が知りたい内容や気にされるポイントについて準備をしてから臨むようにしました。 また、WEB会議でお互いに表情が見えない場面では、自分の必死な口調がお客様に対して怒っているかの様な印象を与えてしまったことがあり、指摘を頂いてからはより余裕を持って笑顔で話すことを心がけています。
学生時代は自身の行動に対して指摘を受けることがあまりなかったので行動を見直すことは大変でしたが、成長に繋がる良い経験になりました。
最近は少しずつ、お客様に合わせた会話や振る舞いができるようになってきました。掘り下げて質問をしてお客様のニーズを引き出せたり、補足説明をして「なるほど」と良い反応をいただけるととても嬉しいです。
自分が得たノウハウや気づきを
発信して
周りに還元していきたい
今までは自社のシステムについて説明することで精一杯でしたが、徐々に業界・業務の内容についてお話しする場面も増えてきました。最近は商社系のお客様の案件が多く、専門的な知識がないとお客様に信頼いただけないので、まずは貿易実務検定の取得に向けて勉強しています。
今後は、そのような勉強に加えて日々の業務を効率化しつつ、そこで得たノウハウについては、ポイントを資料にして社内に広く発信していきたいです。今までは先輩に教えてもらうことが多かったですが、これからは自分も周りに還元していこうと思います。
また、何事にも余裕を持って対応できる姿が素敵だなと思うので、どんな出来事にも動揺しないための豊富な知識や、相手に合わせて対応しつつ、時には状況を見極めてNOと言える対応力を身に着けたいです。
コロナ前は昼飲みをするのが好きでよく行っていましたが、最近はなかなか行けないので、一人焼肉やお寿司を自分へのご褒美にしてリフレッシュしています。おつまみになりそうなふるさと納税を頼んで、家飲みをするのも好きです。