医師・看護士・介護士・薬剤師・調理師・栄養士、等々、医療法人ほど職種が多岐に渡る法人はないだろう。また、それぞれの職種の専門性が異なるゆえに、手当てや計算式・賃金テーブルもさまざまで、給与計算業務は複雑を極めるものにならざるを得ない。こうした理由から、一定以上の従業員を抱える医療法人では、オフコンなどによる自社オリジナルシステムにより給与計算業務を行うことが一般的だった。
しかし、医療法人においても経営効率化は避けては通れない状況であり、保守性が悪く、コストのかかる自社オリジナルシステムから、パッケージベースの効率的なシステムへの移行が、強く望まれている。
さらに、昨今の労働基準監督署の医療法人に対する査察の増加や、目前に迫る労基法改正に適切に対応する意味でも、給与システムの刷新が急務となっているのだ。
オービックの「OBIC7」は、中堅企業を中心に多くの導入実績があるERPパッケージだが、中でも給与・人事・就業システムは、4000社以上の導入実績を持つ、この分野のNo.1製品だ。多くの企業への導入経験から生まれた、「汎用性の高さ」が最大の特長であり、医療法人の、多岐に渡る職種や手当て、計算式も標準機能の中で設定することができる。
また、先付け改訂や、自動昇給計算などの現場実務に即した機能が好評だ。さらに、厚生労働省や地方自治体からの雇用調査などにも「汎用検索機能」を活用して即座に対応することができる。これらの機能により、当テンプレートを導入すれば、病院の実務に対応した給与システムを、短期間に効率よく、かつ経済的に導入することができるのだ。
その他にも、勤怠・就業管理の効率化や、人事情報の一元化など、さまざまなメリットが支持されており、また、オービックの強みである会計システムとの連携により、全社的な経営管理システムへの拡張が可能な点も、大きな魅力となっている。
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