流通業界における会計情報システムの活用事例

店舗別の損益管理、売場別・ブランド別の利益貢献分析からFC債権管理まで、流通業に不可欠な管理会計機能を提供。

アパレル、スーパー、外食チェーンに「OBIC7会計」が選ばれている。

競争が激しいといわれる流通業の中でも特に激烈な生存競争で知られる、ファッションアパレル、スーパーマーケット、外食チェーンの業界で、存在感を示している会計システムがある。それが「OBIC7会計情報システム」だ。業種が異なる企業の経営の中核を支える会計システムに、なぜOBIC7が選ばれているのか。その理由を探ってみよう。

経営状態をタイムリーに可視化し、チェーンオペレーションを支える

流通業界において激しい競争を勝ち抜くためには、経営指標を絶えずチェックし、問題をすばやく察知・改善し、経営基盤を強化することが必要だ。特に、複数のブランドを展開するファッション品販売業や、数多くの部門・売場を抱えるスーパーマーケット、フランチャイズ展開する飲食業などでは、多角的かつ臨機応変な会計情報分析が求められる。個々の事業部門・店舗別の売上や各種データと企業全体の経営数値を絶えず正確に把握し、変化に応じた的確かつ迅速な対策を講じることが求められるからだ。
こうした事業スタイルを採る企業の多くにOBIC7会計情報システムが選ばれている。基本の組織体系に加え、別の視点によるさまざまな切り口で自由な集計ができる<OBIC7会計情報システム>の機能が、「複数の視点から、部門や全体の経営数値やデータをタイムリーに比較検討したい」という流通業各社に重宝がられているのだ。こうした企業にOBIC7が選ばれる理由を、3社の具体的な導入活用事例から探ってみた。

OBIC7会計情報システムの流通業における活用イメージ

事例1:店舗別損益、ブランド別利益貢献などファッション品販売特有の課題を解決

ファッションアパレル販売のS社は、衣料品販売の店舗のほか飲食事業も展開している。会社全体での売上・利益を管理することはもちろん、各事業別の収益や各種データも比較検討したいと考えていた。また、自社で展開するファッションブランド別や、店舗別の計数分析も課題であったが、いずれも旧情報システムでは対応が困難だった。
そこで、ファッション業界に実績があり、自社のニーズに合った分析が行えるシステムを調査・検討し、<OBIC7会計情報システム>の導入を決定した。高額のアパレル商品、多品種少量の雑貨などの物販に加えて飲食ビジネスを兼営する複合業態のS社では、複雑多岐にわたる会計管理を人海戦術で、ほとんど手作業でやってきたが、データの洪水に対応できなくなっていたのだ。
<OBIC7会計情報システム>は、基本となる管理会計組織の設定に加え、地域別・業態別・既存新規別といった複数の仮想組織を別途設定することで、容易にセグメント集計をすることができる。この機能をフル活用したS社は、会社全体での売上・利益管理はもちろん、事業セグメント別・店舗別・ブランド別など多彩な切り口による多角的な分析を行えるようになった。従来の会計業務に費やしていたマンパワーを他の創造的業務に振り向けられるようにもなり、その導入効果は予測以上だった。

事例2:店舗別計数管理、売場別分析などスーパーマーケットの経営強化に貢献

地方都市で約40店舗のスーパーマーケットを直営するA社では、今後100店舗への事業拡張を視野に入れ会計情報システムの再構築に踏み切った。それまでは大型の汎用コンピュータを使用してきたが、維持管理のための負担が膨らみ、事業拡張にローコストで対応可能なパッケージ化へ切り替えることにしたのだ。POSレジからのデータが汎用機に送られ、会計データに繋がるという大型システムが小さなPCサーバで対応できるのか。そんな同社の不安を<OBIC7会計情報システム>は一掃した。店舗別・売場別・カテゴリー別などの売上集計はもちろん、人数・客数・売場面積等の非会計データを仕訳入力することで、店員一人当たりの売上など、より詳細な分析が可能になった。また、従来はSE頼みだったデータ集計や分析を社員自らの手で行えるようになったことが、A社の新たな強みとなった。

事例3:加盟店との請求・入金業務を効率化。FC企業への経営情報サービスも強化

コンビニや外食産業に多い経営形態のひとつに、直営店展開とFC展開の併用がある。首都圏に外食店舗を展開するB社では、FC企業に対する「請求・債権管理業務の効率化」が課題だった。また「経営に役立つ情報提供の充実」も懸案であった。
そこでB社では、<外食チェーン向け統合システム>とそのオプションシステムである<FC債権管理システム>を導入。加盟店ごとに異なるロイヤリティ計算や食材費・広告宣伝費・システム利用料など、従来大きな負荷となっていた請求・入金管理業務を効率化。さらに会計自動仕訳連携により月次決算の早期化までも実現した。また<OBIC7会計情報システム>の管理会計機能とPOSデータを連携、FC店についても直営店と同一レベルの集計・分析を実施。データのフィードバックはFC企業にも好評だという。

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